エモパーは2014年11月にNTTドコモから発売された「AQUOS ZETA SH-01G」に初搭載され、その後のスマートフォン AQUOSにも順次搭載されてきました。エモパーのベースになったのは、シャープ製のお掃除ロボット「COCOROBO(ココロボ)」にも搭載されている人工知能『ココロエンジン』で、これをスマートフォン向けに開発されたものが搭載されています。ちなみに、ココロエンジンはその後、エアコンや冷蔵庫、洗濯機、空気清浄機、ウォーターオーブン「ヘルシオ」などにも搭載され、次々と「しゃべる家電」を生み出してきました。また、このココロエンジンと密接な関係にあるのが今年発売され、たいへんな人気を集めているモバイル型ロボット電話の「ロボホン」です。ロボホンにお友だちがいるかどうかを聞いてみると、「シャープのスマートフォンのエモパーさんとお友だちですよ」と教えてくれます。スマートフォン AQUOSでエモパーを利用するには、設定画面で「エモパー」を選び、名前や性別、誕生日などの必要な情報を設定するところから始まります。エモパーがユーザーを呼ぶとき、ニックネームを設定することができ、イントネーションも選ぶことができます。このエモパーの設定画面では自宅と職場・学校を設定できるようになっていますが、これらは生活パターンからエモパーが自動的に自宅などを認識するので、最初から設定しなくてもかまいません。ちなみに、エモパーは当初、自宅のみで音声で話しかけるため、先に自宅を設定しておくと、早い段階でエモパーがお話ししてくれるようになります。

Post tags:

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

この投稿へのコメントの RSS フィード。 TrackBack URL

コメントする